平成「ヤマト」リアル追求…大学教授が科学考証

 テレビアニメ「宇宙戦艦ヤマト」のリメーク版最新作「宇宙戦艦ヤマト2199」(日曜午後5時、TBS系)の科学考証を、鹿児島大理学部の半田利弘教授(54)が担当している。
 電波天文学が専門で、中学時代からヤマトを見て育ったという半田教授は「天文学を志すきっかけになったアニメ。参加できてとても光栄」と話している。

 半田教授自身も宇宙戦艦ヤマトの熱心なファン。「科学的な観点に執着するあまり、ストーリーや世界観を壊したら意味がなく、ある程度の脚色はアニメには必要。ただ、旧作に比べて天文学の見地が多く取り入れられ、より現実に近い作品になった」と語る。