政府、普天間「先送り」を正式決定

政府は15日午前、首相官邸で基本政策閣僚委員会を開き、沖縄の米軍普天間飛行場移設問題について、移設先の結論は先送りし、民主、社民、国民新の与党3党で検討を継続することを決めた。
同日中にも米政府にこうした方針を伝える方針だ。閣僚委員会には、福島消費者相(社民党党首)と、亀井金融相(国民新党代表)も出席した。
1996年4月に日米両政府が全面返還に合意した普天間飛行場移設は、今回の合意により事実上、候補地選定が白紙に戻り、返還にいっそう時間を要することが確実となった。オバマ米政権は、現行計画の早期履行を求めており、日本の先送り決定に対する反発が予想される。

 あ〜っ、「そっちは入っちゃいけない袋小路だよっ」な方向へどんどん舵をきっちゃってるような…
 民主党(とゆーかイチロー)的には「参院選が終わるまで問題先送りすればなんとかなる。安定多数とったら社民も国民新党もさっさとおっぽり出してやるからっ!」って腹積もりなのかもしれないけど、果たしてそう目論見通りにいきますか。
 「国益」を考えれば(^_^;)参院選でも民主党が大勝して単独過半数を握ることが、政治の安定ということではいいのでしょうけどね〜…(^_^;)
 ところで「どうせ海兵隊はグアムに移転するんだから、日本国内に基地なんかいらないだろっ」って書いてる人もいますが、それは誤解で「撤退する代わりに半島有事や台湾有事の際にすぐに進駐できる基地を用意しとけやっゴラァ!」というのが米側の要求だと思ったのですが。