ジブリ新作を発表!宮崎駿脚本の『借りぐらしのアリエッティ』身長10センチの少女の物語を2010年夏公開

監督は、本作が初監督となるジブリでアニメーター職に就いている米林宏昌監督、通称、麻呂さん。麻呂というのはそのおっとりした人柄からついた愛称だという。映画『借りぐらしのアリエッティ』の原作は、イギリス文学、メアリー・ノートンの「床下の小人たち」。脚本は宮崎駿が担当し、イギリスから現代の日本に舞台を移し、床下で暮らす14歳の身長10センチの少女アリエッティと少年の出会いを中心に物語を展開させていくところが原作と違って宮崎駿流にアレンジしたところだという。

 『ゲド』に続く外国有名原作クラッシャー作品に…ならないとイイナ(パヤオ監督はいつも原作クラッシャーじゃん!とゆー声もありましょうが)。
 ただ今回は『ゲド』と違って素人じゃないプロのアニメーターの演出な分、大丈夫ですかね。
 もうひとつ有利なのは原作者がもう死んでいるので、たとえ出来がガチャポコでも「It is not my work」とかクレームがこないことです(非道い)。
 しかしもう誰かが書いてましたが、「イギリスから現代の日本に舞台を移し、床下で暮らす14歳の身長10センチの少女アリエッティと少年の出会いを中心に物語を展開させていく」ちゅう世界設定なら、素直に佐藤さとるの『だれも知らない小さな国』シリーズをアニメ化すればいいじゃないっ!…ってそれは『冒険コロボックル』か。
 あとは『ハウル』の時みたいに途中で我慢できなくなったパヤオが監督の仕事を取り上げないように祈るのみです。
 髪の毛を洗濯バサミでとめてる女の子のキャラってどっかで見たなあ…と思ったら『ワンダープロジェクトJ2』のジョゼットか。

床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)

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ワンダープロジェクト J2 コルロの森のジョゼット

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