買ったモノ

石田敦子『姉さんゴーホーム』

大人?/うちはなぁ大人になったらこんなとこに来るようなこたぁせんよ/ばばあがSEXなんか汚いわ/今のうちにするんよ/たくさんたくさんするんよ/それで20歳になったらもう一生せん

 ダーク敦子節炸裂の巻。
 …いや、いつも炸裂してるよーな気もしますが、今回は中・短編集ちゅうことでか特に。
 表題作は家に帰ったらいきなり父母が惨殺されていて、お姉ちゃんがいきなり人魚になっていてとゆーシュールな状況に叩き込まれたヒロインが、それぞれの想いから同行する少年少女とともにお姉ちゃんを海に還そうと奮闘する話。
 …これって一種の「インスマウスもの」なのかな?と思ったり思わなかったり(ビミョーにネタバレ)。
 子供の頃やさぐれた女の子に手を差しのべてあげられなかった事がトラウマになっている青年が、大学で美しく成長した彼女に再会したが…「シンパシー・フラワーズ」。
 基本的に「女(の子)は怖い」というお話ですが、ナニが怖いと言って、主人公の現在の恋人で地味〜な外見の女性が、心や破れて戻ってきた彼を出迎えて「いいのよ/わかってるわ私/俊介くんは悪くないのよ/私わかってるのよ」というシーンのなんともいえない視線の表情!
 このカットがいっちゃん怖いです。
 しかしこの作品集に収められた作品のどれも「誰が、どんな少年少女が(別に大人でもいいけど)このマンガを必要としてるのだろう?」と思いたくなるようなズンドコに重いテーマを抱えてるのはなんでなんすかね?
 石田センセイ、そんなに人生辛いことばっかなんすか?(←違います)

姉さんゴーホーム (KCデラックス)

姉さんゴーホーム (KCデラックス)

環望ダンスインザヴァンパイアバンド(8)』

高津『それは歴史に力かないでっ! 』(成人マンガ)
褐色肌成分補給。
ニート青年の元に父親から送られてきたエジプト・ミイラが蘇ると実は美少女で…という展開はどこかで聞いた気もしますがまあ気にしない。
全編プニプニとした褐色肌が乱舞して、黒ねーちゃん好きなら買うてもよいでしょでしょ。
オレ的にはショタ喰い趣味が過ぎて国を追われたという、ヒロインのお母んがよい味ですの。
母娘3P丼上等っ!な突き抜けた淫乱さがポイント高井ちゃんです。