買ったモノ
アザミユウコ『AIKA ZERO』
- 作者: スタジオファンタジア,バンダイビジュアル,アザミユウコ
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2010/03/25
- メディア: コミック
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オバケのQ太郎 5 (藤子・F・不二雄大全集) (てんとう虫コミックス)
- 作者: 藤子・F・不二雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/03/25
- メディア: コミック
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石田敦子『アニメもんエッセイ〜お江戸直球通信〜』
アニメもんエッセイ~お江戸直球通信~ (NORA COMICS SP)
- 作者: 石田敦子
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2010/03/17
- メディア: 単行本
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「SPEARHEAD(スピアヘッド)」No.3
陸自専門誌?ということで「PANZER」と隔月交替で出てる雑誌も3号目。
今回の特集は特集は「74式戦車」。
PART1:「孤高の第二世代MBT 74式戦車」
PART2:「74式戦車の戦闘マニュアル」
PART3:「不採用に終わった74式戦車改の全容」
その他「北欧のレオパルト Strv.122」「FH70 155mm榴弾砲」「自衛隊野戦服いろいろ」など。
「実現しなかった幻の自走砲75式改」は要するに「陸自の75式自走砲もアメリカやドイツのM109のように砲を換装してアップデートすべきだったのに、それを怠ったために自走特科の立ち遅れを決定的にしてしまった!」というキヨタニさんとかが主張しそうな内容。
ただM109がA1以降39口径砲に換装したとか(本当は33口径砲。39口径になったのはA5/A6以降では?)、ドイツではさらにアップグレード・キットを製作して延命を図っているとか(たしかPzH2000と交代して退役→ギリシアあたりに売り飛ばしたのでは?)、基本的なデータの記述で疑問なところも。
米軍のM109が原型からA1〜A6まで不断のアップデートを続けているのは確かですが、当然そのたびにそれなりのコストがかかってるんですよね。
そしてそれはまた後継砲の開発に失敗してるということで、現在に至るまで米軍はドイツや日本や韓国すら装備してる52口径砲搭載自走砲を保有出来てないのです(もっともこれは冷戦後、米軍のドクトリンが対テロ戦にシフトしたことも大きいので一概に批判できません。反撃してくる恐れがほとんどないテロリストやゲリラの巣窟に一方的に砲弾撃ちこむだけなら39口径砲でも問題ないし)。
一方、75式は30口径ながら専用装薬によって普通弾で19,000mの射程があり、これはM109の33口径砲の射程18,100mに比較して勝るとも劣りません。
M109の射程が75式を完全に凌駕するのは90年代以降、39口径砲に換装したA5/A6以降なのです。
費用のかかるアップデートを何度も繰り返し、最新型でさえ39口径砲に甘んじている米軍方式と、世界最高水準ではないにせよそこそこの性能の75式をぎりぎりまで使い倒して、その後52口径砲の99式にバトンタッチさせる陸自方式とどちらのコストパフォーマンスがよいかというのは、なかなか一概には結論づけれないと思うんですけどね。
そりゃ陸自の予算が現実の何倍も潤沢だったら米軍やドイツ軍のようにアップデートするのもアリだろうけど、実際の予算枠で75式の改修計画を立ててたら、その代わりに99式の開発予算がごっそり削られてたんじゃないかなあ。
SPEAR HEAD (スピアーヘッド) 2010年 05月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: アルゴノ-ト
- 発売日: 2010/03/27
- メディア: 雑誌
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