ロシア新型戦車T-95

 Russia May Unveil New 'Super-Tank' In Summer 2010によればこの夏にもデビュー予定のロシア新型戦車オブイェークト195のスペックは
・重量55トン
・速力50〜65キロ
・射程6〜7000メートルの誘導ミサイルを発射可能な152ミリ滑腔砲を搭載
・砲塔は無人で乗員3名は車体内に搭乗
ということらしい。
 主砲に関しては152ミリガンランチャー(ミサイル発射可能な低初速砲)とか135ミリ滑腔砲とかいろいろ説がありますが、この記事では単に「152-mm smoothbore gun」とあるだけでガンランチャーとは書いてありませんね。
 ま、たしかに152ミリ滑腔砲自体は以前T-80を改修したオブイェークト292で実験してはいるんですよね。
ふつうに考えれば55トンクラスの車体で152ミリ高初速砲の反動を受け止められるとは思えませんが、ロシア人のことですから何か我々の思いもつかぬ方法で解決してるのかもしれません(^_^;)。
 例えばクレフト砲塔にロングリコイル式低反動砲を組み込むとか…(^_^;)。
 無人化・オーバーヘッドマウント化によって砲塔部の防御力を最小限に抑えることで、低シルエット化と軽量化を狙ってたり。
 参考:クレフト砲塔を搭載したT-92軽戦車