『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』

組織の論理と個人が奉じる正義の間の相克、そこから生じる悲喜劇という意味では1作目よりテーマ性ははっきりしてたかなあ…
ただ脚本は相変わらずだいぶ疑問が残るというか。むしろTV版の脚本の方が出来がよく見えるのはなんで?
しかしテーマ的に仕方ないんだけど『相棒』の世界はやたら警視庁、警察庁検察庁内部から犯罪者が頻出しちゃうので、特に今回は右京らの告発がもみ消されたとしてもマスコミにリークされただけで一大スキャンダルだよなあ。それこそ警視庁解体!みたいな。