マツダとアウディ、ロータリーエンジンで提携か

もともと、自動車用ロータリーエンジンを開発したのは、アウディの前身のNSU。1959年のことだった。マツダは1960年、NSUと技術提携。その後、マツダロータリーエンジンの自社開発に取り組み、1961年、試作1号機を完成させる。そして1967年、ロータリーエンジンを積んだ量産第1号車として、『コスモスポーツ』を発売するのだ。
今回の提携の噂、アウディの狙いは何か。アウディは2010年3月、ジュネーブモーターショーにコンセプトカー『A1 eトロン』を出品。新型『A1』のプラグインハイブリッド車で、基本はEV走行。バッテリー残量が少なくなると、発電専用の254ccロータリーエンジンが始動し、バッテリーを充電するというものだった。
アウディは、軽量コンパクトなロータリーエンジンの長所に着目。将来市販するレンジエクステンダー(航続距離延長)型EVに、ロータリーエンジン搭載を計画していると見られる。

小型軽量のロータリーエンジンを発電用として搭載するハイブリッドカー
ポルシェ博士存命なら何か一言ありそうな計画であります。
例えば今ならガスタービンで発電してモーターで駆動する戦車とか嬉々として設計しそう(^_^)。