中国 極地科学調査の砕氷船を新たに建造 2013年の使用めざす

中国国家海洋局の陳連増副局長は21日、第12次5カ年計画期(2011―15年)に中国は極地科学調査用の砕氷船建造を急ぎ、2013年までに供用を始め、既存の「雪竜」号と南極、北極海洋科学調査の砕氷船船団をつくり、少なくとも2隻の極地調査船による南極、北極地域での同時調査活動の展開をめざすと述べた。
陳副局長は北京で開かれた全国極地調査活動会議の席上、次のように語った。新たに建造する砕氷船は、海氷域での海洋環境と資源の調査、海洋環境の立体的リアルタイムのモニタリングとデータシステム統合および遠隔伝送の能力を備える。また水中自律ロボットや海洋大型水中観測装備の投下・回収能力を備える。さらにヘリコプターを搭載するとともに、海氷域での航路探測、航空測量、海氷域の科学調査設備の配置能力を備える。

シー・パワーの一環としての海洋調査・開発においても中国はイケイケドンドンで予算投入してきますな。
日本ももう一隻ぐらい欲しいよね、原子力で航行する奴とか…(^_^)
参考:砕氷船「雪龍」<MV Xue Long>