レーニン廟の将来は?

ソ連時代、霊廟の建物とその複雑なシステムは、最重要保管物と考えられ、KGB(国家保安委員会)の管轄下にあった。遺体の方は、スターリンが死去するまで、やはりKGBの一機関だった研究所に属していたが、その後、研究所はソ連保健省の所管となった。現在は、ロシア農業アカデミー「全ロシア薬草・香草研究所」(生物医学技術・科学製造センター)が管轄している。

 遺体を保有してるのがロシア農業アカデミー「全ロシア薬草・香草研究所」とか聞くと、つい「レーニンのミイラを粉末にして霊験あらたかな薬として売るつもりなのか?」と邪推せざるをえません(漢方じゃないんだから)。