奇っ怪紳士!怪獣博士! 大伴昌司の大図解展

 東大横の弥生美術館で観てきました。
 怪獣図鑑や各種図解の創造に携わり、現在に通じるサブカルチャーの最初の旗手というか伝道師ともいうべき大伴昌司の生涯とその業績を解剖・図解して見せたもの。
 元々、こじんまりした美術館ですので展示もコンパクトですが、当時の生原稿やらラフスケッチ等も多数出展されていてまとまっていました。
 なんだか子供の頃、リアルタイムで読んでた「少年マガジン」のグラビアとかおぼろげに記憶があったりして、懐かしいやら歳をとったなと感慨にふけるやら。
 わりと早世(享年36歳)した印象ですが、『帰ってきたウルトラマン』までは関わっていたのだな(それでも70年代前半ですが)。

怪獣博士!  大伴昌司 ---「大図解」画報 (らんぷの本)

怪獣博士! 大伴昌司 ---「大図解」画報 (らんぷの本)

 会場で売っていた図録的なもの。
 展示されたビジュアル作品のほとんどが収録されています。
 お値段はそれなりですが、CPは高いと思うので是非是非。