買ったモノ

Cirque Arachneーサーク・アラクニー (IDコミックス 百合姫コミックス)

ヴォイニッチホテル 2 (ヤングチャンピオン烈コミックス)

　南国のけだるい空気の中でホテルに集ういわくありげな人々や魔女や悪魔がバラバラにされたり毒殺されたり蘇ったりするマジックリアリズム漫画の傑作…すいません、「マジックリアリズム」って良く分からないで使ってます。
　エレナの初体験後朝チュンシーンのエロチシズムが実年齢はともかく（肉体年齢的に）アブなくて胸熱（オヒ）。
　魔女三姉妹がロシア出身とゆー事は、あれは地黒じゃなくて永い年月で日に焼けた？悪魔の回想シーンでシルエットが4人だけど、もう一人は母親なのかしらん？ …あっ、でも1巻でひとコマだけ「ロシアのお師匠様」に言及されてるからそっちかも。

ニッケルオデオン 緑 (IKKI COMIX)

　このレベルの短編（ショート・ショート？）をコンスタントに描けるのって実は凄い才能なんじゃあ…いや単行本まとまるのに時間はかかりますが。
　意外と「いい話」系が多い印象も。悪魔との契約モノと水神さまの話と2階から投身する子の話が好き。

デビルマンG 2 (チャンピオンREDコミックス)

　ツバサ（子供シレーヌ）が牧村ミキ一家に暗示かけて以前からの家族だと思い込ませるシーンは『魔女っ子メグちゃん』のオマージュかなあ…？（^_^）

月とにほんご 中国嫁日本語学校日記

　「全然〜ない」って言い方は比較的新しい用法で、明治時代は「全然〜する」と普通に言ってた、とか面白いな〜（^_^）。
　あと「プラスアルファ」ってゆー英語表現はなくて、野球のスコアボードで9回裏にXと書かれるのをX→αと誤読した和製英語っていうのは知らなかった!（今頃）

ブレット・ザ・ウィザード(4) <完> (アフタヌーンKC)

　打ち切り？なのか、ラスト1，2話で強引に話纏めようとしたのでほとんどディスカッション・ドラマみたいにになってしまったのは惜しい。60年代アメリカを舞台に剣と魔法ならぬ銃と魔法モノというコンセプトは面白いと思うんだけど…
　それはそれとして、敵組織のラスボスが実はアメリカ先住民の権利向上を目指す穏健な社会改革者で、悪いことは全部部下が勝手に暴走してたのでしたってオチは凄い。
　こんな無理矢理な展開は、世界中の海を荒らしまわってた悪いポセイドン族が最終回で突然オリハルコンの剣に怯えて身を守ろうとしただけの種族にされた『海のトリトン』以来ですよ（^_^;）

桃源郷へようこそ! 1 (サンデーGXコミックス)