VBR-Belgium

 グロック改造PDWピストルとか、9×19APだの7.92×24だの怪しげなブツをいっぱい作ってる会社のサイト。
 
 改造グロック用の7.92x24 C2FSという特殊カートリッジ。
 昔、米軍も開発してたいわゆる「双子弾(親子弾)」の一種のようですが、変な形の弾頭が「体内に飛び込んでから」二つに分離してストッピング・パワーを高めるという構造…それって体のいいダムダム弾なのでは?(^_^;)
 ビデオの小父さん(社長?)が「恒久的な傷害を与える弾創が2個形成!」とか「重要な臓器にヒットする確率が2倍!」とか喜々として説明してるのがちょっと怖いぞ。
 でもって「7.92x24 AP 6」というアーマー・ピアシング。
 一見すると白土三平の忍者マンガに出てくる「兜割り」(そーいやここれも一種のAPか)みたいな、棒状のペネトレーターにサボが嵌った格好の弾丸なんですが、戦車砲弾と違ってサボが分離しないで一緒に飛んでくらしい。
 なんでかというと図を見ればわかりますが、防御されてない人体に対しては(重心のバランスのため?)命中後体内でグルッと一回転して傷を大きくえぐるようになってるのです(うわあっ…)。
 で、通常のボディアーマー着用した相手には、アーマーを貫通した「後」にサボが分離して、上述の双子弾と同じように損傷を2倍に広げるらしい。
 そしてチタン・プレートつきの重装ボディアーマーの場合は、プレート表面でサボだけ止まって、ペネトレーターだけが貫通する仕組みだそうな(しかもペネトレーターは体内で横転)。
 いやあ、仕事とはいえよくもまあこんだけエグい武器を考えつくものであります(^_^;)。

 9×19 AP 6.3という特殊カートリッジを使用するPDW。これも元はグロックのようです。