買ったモノ
中里融司・かたやままこと『砂漠の獅子 ドイツ軍4号戦車1942』
『戦海のテティス』『豹と狼』の中里・かたやまコンビによる戦記マンガ第3弾にして原作者、中里融司氏のおそらくは遺作。
「COMICリリィ」Vol.1[rakuten:book:13315579:detail]
- 作者: うえお久光,綱島志朗
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2009/07/10
- メディア: 文庫
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手塚治虫『手塚治虫ロマンス傑作集(1) 愛憎』
手塚治虫『手塚治虫ロマンス傑作集(2) 純愛』
集英社が発行してるコンビニ売りコミックスのシリーズ。これも手塚治虫生誕80周年記念らしい。
しかしこれ、いきなり巻頭が『ブラック・ジャック』の「犬のささやき」だったりして、誰がチョイスしたのか知りませんがかなりイカレてます。「ロマンス傑作集」というなら他にもほら、「めぐり会い」とかいろいろあるだろうに。あえて「犬のささやき」を選択するかな、かな?
「少年チャンピオン」掲載なのに冒頭からベッドシーンだし。死んだ恋人の声を飼っていたメス犬に移植してもらった男の物語なんですが、声を聞いてるうちに犬のことが四つん這い&マッパの恋人に見えてくるシーンとか、もうね。
ヤバくね、手塚センセイまじヤバくね?(^_^;)
他の収録作も1巻が不能の夫と気の狂った妻とロバの三角関係!を描く『ロバンナよ』、セックスによって運勢を占う娘と結婚した男のたどる人生は?な『占性術入門』、歳をとらないという噂の女を抱こうと大金を積む男。しかしその女の恋人は…『もの憂げな夜』、『わが谷は未知なりき』『ラインの館にて』『アポロはなぜ酔っ払ったか』『出ていけッ!』『帰還者』『アポロの歌』。
2巻も『ブラック・ジャック』から「再会」。土星の衛星チタンを舞台に人間とロボットの結婚、受胎を描く『聖女懐妊』、17年間昏睡状態にあった少女と彼女を想い続ける少年に許された5日間だけの人生『ガラスの脳』、『緑の果て』『はるかなる星』『サロメの唇』『ふたりでリンゲル・ロックを』『ふたりは空気の底に』『アポロの歌〜コーチ〜』となにげに厭げ&ヤバめの話が多いです。
『リンゲル・ロック』とか中では出来がいいともいえない「凡作」なんですが、むしろこういうのが混ざっていたいた方が心休まるというか。選者GJ。
『手塚治虫漫画全集』ではオミットされてて悲しい想いをした掲載時の扉絵がちゃんと再録されてるのいもポイント高井ちゃんだっ。[rakuten:book:13285819:detail][rakuten:book:13310867:detail]