今頃気づいた

 タランティーノの『イングロリアス・バスターズ』(Inglorious Bastards)ってエンツォ・カステラッリの『地獄のバスターズ』(The Inglorious Bastards)のリメイクじゃないんだっ。
 アメリカ兵もドイツ兵もイタリア人俳優が演じる(当然双方に思い入れがないのでドライな演出になる)、いわゆる「マカロニ・コンバット」へのオマージュ作品と考えればいいのかな?
 いっそレンタルビデオ用にカステラッリ版のタイトルを『ジ・イングロリアス・バスターズ』(端っこにちっちゃく「V‐2ロケット強奪大作戦」とかサブタイを書いておく)に変えて出すとあわて者が間違えてレジに持っていくかもしれません。
 バクシの『ロード・オブ・ザ・リング 指輪物語』みたいな感じで(^_^;)。