『相棒』#12

 元日SPは歴史ミステリー(のパスティーシュ)、先週は時効制度を扱った社会派?ドラマ、そして今週はなんとエスピオナージものでありました。
 現代日本の刑事ドラマでスパイものなんて出来るとは思わなかったので、(ドラマとしての出来不出来以前に)正直この手があったかとちと感心してしまったよ。
 警察庁と警視庁という同じ司法組織同士による裏の暗闘をバックボーンとしながらも、事件そのものは男と女の哀しい愛憎による悲劇というギャップがわりと好みでありましたよ。
 今回はアタシがひいきにしてる大河内監査官(一見政治将校タイプのキャラ)が活躍するのもポイント高いちゃんだ。
 事なかれ主義の上層部による隠ぺい工作を指示される場面での、もの凄い形相でラムネをかみ砕くシーンがようございました(^_^)。