千田誠行『天空のリリー』

1941年、第二次世界大戦中のソビエト連邦
反ドイツの機運が高まるなか、エンゲルス基地では
女子パイロットによる飛行機連隊が創設されようとしていた。
志願したのは、10代から20代のまだ若い少女たち――。
戦闘機パイロットを目指す仲間、ライバルたちとともに、
空に憧れ、空を愛する少女、リリー・リトヴァグの挑戦が始まる。
かつて実在した、女子だけの飛行機連隊を舞台に描く、
空戦×歴史ファンタジー登場!

 ひええっ!
 『魔女飛行隊』のエース「スターリングラード白薔薇(白百合との説も)」として、一部のアニメファンには『ストライク・ウィッチーズ』のサーニャ・V・リトヴャクのモデルとして知られるリディア・リトヴァクをヒロインにしたライトノベルが出ちゃうなんてっ。
 リディア嬢もまさか自分が戦死して60年以上もたってからアニメや小説のキャラとして甦るとは思わなんだろうなあ(ふつー思わないわな)。
 しかし出版社が一迅社で舞台が女の子だらけの飛行隊で主人公の名前がリリーときたら、これはもう百合的に期待してもいいんだよねっ、ねっ!?(バカ百合脳)