『相棒 シーズン8』最終回

 酒の入った頭で観てたせいか、なんで産業スパイの人がFRS開発技術者を毒殺しなきゃならないのかよくわからなかったりするのですが、最後の「ようこそ、特命係へ」という右京さんの照れ隠しなのかことさら仏頂面でいうセリフがよかったのでオールオッケー。
 策士策に溺れる的な小野田官房長のギャフンなオチもよかったが、回を追うごとにどんどんいい人になっていくラムネの監察官がいい味出してるな。
 しかし「いたるところに設置した監視カメラの映像を自動分析して犯罪者を含む政府にとって好ましからざる人物を特定するシステム」って日本版FBIとか日本版CIAとかいってたけど、行きつく先は内務省の復活と国家警察による統制社会ではないのだろーか?…なんとなく押井守ディストピア的雰囲気が。