中国、グアム米軍基地を攻撃可能な爆撃機を開発中

米国議会の政策諮問機関「米中経済安保調査委員会」が20日に開いた中国の航空宇宙軍事能力に関する公聴会で、米空軍高官は中国軍がグアム島の米軍基地を直撃できる長距離爆撃機を開発中であることや、福建省周辺に配備した1千基以上の弾道ミサイルで台湾や日本を含む西太平洋の全域を攻撃可能にしていることを明らかにした。
公聴会で米空軍のブルース・レムキン次官代理とウェイン・ウルマン中国問題部長は、中国空軍が(1)西太平洋で制空権を持つ米軍の拠点としてのグアム島を航空機で攻撃する能力は現在は限られているが、現有のB6爆撃機の長距離改良型を開発しており、この改良型は搭載の空対地巡航ミサイルグアム島の米軍基地を攻撃できる(2)国産戦闘機の開発を本格的に進めており、次世代(第五世代)の戦闘機は2018年には実戦配備できる見通しだ−などと証言した。

 この「現有B6爆撃機の長距離改良型」ってTu-16にR&Rスペイ4発積んだチャイニーズ・ストラトジェットみたいな奴のことでしょうか。
 せめてTu-22Mバックファイア級の爆撃機でないと近未来の戦場で生き残れるのは難しいと思いますが、空中発射式の長距離巡航ミサイルを搭載するとなればちょっとは脅威なのか。