韓国軍の次期多連装ロケット、名称「天鋤ﾖ」に

北朝鮮の長射程砲リスク対応に向け開発が進められている韓国軍の次期多連装ロケット弾発射機の名称が、一般公募で「天鋤ﾖ（チョンム）」に決まった。防衛事業庁が２０日に明らかにした。
「天鋤ﾖ」は２０１３年までに開発を完了し、黄海上の南北の軍事境界線と位置付けられる北方限界線（ＮＬＬ）と軍事境界線（ＭＤＬ）一帯に配備されている北朝鮮の長射程砲に対応する計画だ。１３０、１３１ミリ多連装ロケット（「九竜」、射距離２３〜３６キロメートル）に代替する。
最大射距離は８０キロメートル、一つの発射台で誘導・無誘導などさまざまなロケット弾を発射することができる多用途歩兵武器システムだ。

韓国陸軍には既にMLRSがあるのに？とも思ったけど、そっちはATACMS、玄武や天龍といった長射程兵器と一緒にさらに上級のシステムで統合運用されるらしい。
でもって天鋤ﾖは九龍を代替して各軍団直轄の火力支援システムとなるのかな。