川崎重工、重量物の持ち運び補助できる装着型ロボット開発

川崎重工業は、30〜40kgの重量物の保持および移動作業の支援に向け身体装着型ロボット「パワーアシストスーツ」を開発したと発表した。腰と膝関節部に計4個の小型モータを内蔵しており、負荷を自動で感知して拮抗する回転力で重労働を軽減する。装着時も未装着時と同程度の可動域を確保している。1〜2年内に社内で20kg荷重保持タイプを適用し、実用化する。
腰部背面にバッテリーとモータ制御装置を装備した。腰部左右側面から2本の脚部が伸びる。スーツの重量は大部分を地面で受けるように設計しており、装着時にスーツの重さをほとんど感じない。
脚部の長さなど装着者の体格に合わせて調整する必要があるが、スーツは30秒〜1分間程度で着脱可能。ワークや工具の移送、保持、組立、加工作業時の苦痛を伴う姿勢保持などで、ロボットやクレーンなどの従来装置では困難な作業に対応することができる。


試作品?のわりには華奢といっていいぐらいシンプルなデザインで、カラーリングもスポーティでなかなかよさげですね(^_^)。
上半身も完成すればパワーローダー実現への野望にまた一歩近づくことにっ!