解明が進む“幻の山脈”ガンブルツェフ

太古から南極氷床下に眠り続ける謎の山脈、ガンブルツェフの全貌がついに明らかになろうとしている。
新たな調査によると、この山脈は「リフト」の一部と考えられる。リフト(地溝)は地球のプレートが分割した場所に形成される一連の尾根で、かつては約3000キロの長さだったという。
形成時期は、太古の超大陸ゴンドワナの分裂期にあたる約2億5000万年前とみられる。「ゴンドワナには、現在の東南極インド亜大陸、アフリカ大陸、オーストラリア大陸が含まれていた」と調査に参加したイギリス、ケンブリッジにある英国南極観測局(BAS)のファウスト・フェラッチオリ(Fausto Ferraccioli)氏は話す。

「実は狂気山脈は南極の厚い氷の下に眠っていたんだよっ」「な、なんだって〜っ!」
という設定は実に美味しいなあ。
しかしこれで狂気山脈の全貌が白日のもとに晒される日も近い…ってあれ、ひょっとして人類滅亡フラグ?
さもなくば氷床をボーリングして山脈の最高峰に当たる部分に到達したところ、そこにすでに鉤十字の旗が…みたいな展開もいいですな(どこが?)

新訳 狂気の山脈

新訳 狂気の山脈