ブドウ園ロボットで人手不足を解消、仏ブルゴーニュ

ワインの名産地、仏ブルゴーニュ(Burgundy)地方の発明家ら2人が、ブドウ農園で働く四輪駆動ロボットを開発した。1日に600本のブドウの木の剪定作業を行えるという。
「Wall-Ye V.I.N.」と名づけられたブドウ農園用ロボットは、体高50センチ、幅60センチ、重さ20キロ。赤いラインが入ったボディーは小型ながら、トラッキング技術と人工知能、姿勢制御装置(ジャイロスコープ)、衛星利用測位システム(GPS)を駆使してブドウ園の中を自力で移動。剪定や芽先を摘み取る摘芯といった作業をこなす他、6台のカメラを用いて土壌や果実、木の健康状態や活力に関する貴重なデータも収集する。