開き直る人

 ■江畑さんについての追記
 軍事評論家江畑謙介氏の死去について書いたブログが炎上した民主党議員さんが立てた新しいエントリ。
 …この人はたぶんいいわけではなく、自分の書いた内容のどこが故人を貶めるものなのか、なぜ自分がこんなにまで非難されるのか、本当に理解できてないんだろうなあ。
 たしかにコメントの中には「水に落ちた犬は叩けっ」とばかりにみんなが石投げてるからオレもという部分もあるでしょうけど。
 苦労しながら一生懸命資料を集めて勉強して評論活動していた江畑氏に対して、その死に及んで「一応、擬似専門家としての役割を果たした」だの「軍事オタクのハシリ」だの「兵器という切り口だけで戦争を論じる、日本にしか生まれない特異な軍事評論家」だの「上から目線」で故人を小馬鹿にしたような書き方するのは(百歩譲ってそこに真実があったとしても)「人間として」どうなの?ってことだと思うんですが。
 たぶん 「小生の江畑さんの思い出のどこが名誉毀損や故人をいやしめたのかよくわかりません」 などとと平気で書ける鈍感な神経の持ち主じゃないと政治家という職業はやっていけないのかもしれません。
 江畑氏の未亡人に対しては謝罪してるものの、これも自分が書いた中身について謝ってるんじゃなくて、「オレは正論書いてるのに、文句つけてくるバカがこんなにいたのは想定外だった」ことを反省してるだけだものなあ…
 

 ■「歴史群像アーカイブ」Vol.10 オールカラー特殊兵器大百科