『デビルズ・キス テンプル騎士団の少女』
800年目の戦い、そして恐ろしい預言が少女を巻きこんでいく。700年前、悪魔崇拝者の汚名を着せられた総長が火あぶりの刑に処されて以来、歴史から姿を消したテンプル騎士団―彼らはしかし世を忍び、メンバーを減らしながらも邪悪なものと戦いつづけていた。少女ビリーはある日突然父親が騎士団の総長だと知り、800年の歴史で初めての女性入団者となる。騎士たる運命と恐ろしい預言を背負ったビリーを「十番目の災厄」が襲う。死の天使ミカエルが復活し、全土の第一子の命を奪うべく、戦いを挑んできたのだ。
テンプル騎士団とか死の天使とかネタ的には美味しそうなんですが。
…なんかいかにもダコタ・ファニング主演で映画になりそうな気が。
冒頭だけちら読みしましたが、ヒロインが入団するイニシエーションというか試練が、惨殺されて悪霊化した幼児の魂を成仏(違)させることで、ビジュアル的には子供を大剣で縫いとめて泣き叫んでるのを無理やり昇華させちゃうあたりがけっこうダークな感じなのれす。
- 作者: サルワット・チャダ,金原瑞人
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2010/01/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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