鳩山首相:「揺らぎは宇宙の真理」 発言ぶれ批判に強調

「物質の本質は『揺らぎ』。多くの意見を聞いて大事にする過程で、揺らぎの中で本質を見極めていくのが宇宙の真理ではないか」。鳩山由紀夫首相は11日、97年の民主党大会で「揺らぎという弱い部分は民主主義の本質」と発言したことについて、首相官邸で記者団から問われ、こう強調した。発言の「ぶれ」を批判されがちな首相だが、科学用語で自らの姿勢を解説してみせたようだ。
首相は「まったく人の意見を聞かなければ揺らがないのかもしれないが」とも語り、聞き上手と称されるゆえの苦悩ものぞかせた。

 …まあ「揺らぎ」でもなんでもいいけど、この場合は「科学用語」とゆーより疑似科学的な使い方ではないのだろーか。
 そのうち「正の波動」「負の波動」とか「フォトン・ベルト」とか「アルファ波」とか「宇宙の第○階梯」がどうのこうの言い出したら要注意かも。
 「何か重大な決断を下す前には人の意見をいろいろ聞いて熟慮しましょう」というのは必ずしも間違いではないけど、それって別に「宇宙の真理」とはあんまし関係ないよな〜。